NHK紅白歌合戦の総合司会を3年連続で務めるなど同局のエースとして知られる阿部渉アナウンサー（55）が29日、文春オンラインで30代女性職員と局内不倫状態にあると報じられた。NHKはスポニチ本紙の取材に「局員のプライベートについてはお答えしません」と回答。平日のキャスターを務めるNHKラジオ第1「マイあさ！」（月～日曜前5・00）は27日から欠席。出演見合わせの理由は「体調不調のため」としている。復帰については「未定です」とコメントした。

　この報道から一夜明けた30日、NHK内では衝撃が広がっている。ある職員は「いつも笑顔でさわやかな感じの良い人という印象だった。報道にショックを受けている」と話す。ほかの職員も「実績あるベテランなのに笑顔であいさつをしてくれる腰の低い人。うしろめたいことを、しかも局内でしていたとは信じられない」と驚いていた。「不倫疑惑だけに、このまま朝のラジオを務められるのかは疑問だ」と指摘する関係者もいた。

　阿部アナは報道もバラエティーもこなせる実力派としてさまざまな番組に登場してきた。紅白歌合戦のほか、昨年9月の東京パラリンピック閉会式の実況を担当。報道では「ニュース7」や和久田麻由子アナ（33）らとコンビを組んだ「おはよう日本」のキャスターを務めるなど、NHKの看板として活躍していた。

スポニチ　

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